みなさん こんにちは。ラビちゃんです。

 

今日は、葉酸について書きたいと思います。

 

妊娠を希望される方にぜひ摂っていただきたい栄養素があります。

それが「葉酸」です。

 

妊娠1か月以上前から「葉酸」を摂ることで、先天異常の1つ「神経管閉鎖障害」のリスクを(70~80%)低減することが報告されています。

「神経管閉鎖障害」は流産や死産の原因にもつながります。

また葉酸には造血作用もあるので、貧血予防にも効果があります。妊娠時には貧血になりやすいので、赤ちゃんにしっかり栄養を運ぶためにも葉酸を摂りましょう。

さらに、葉酸は造血作用だけじゃなく細胞分裂も促します。そのため子宮内膜を強くして着床しやすくしたり、受精卵を守る力を強くする効果もあるのです。

 

では、どれくらい摂れば良いのでしょうか?

 

妊娠を希望、計画している女性、または妊娠の可能性のある女性は、18歳以上の基本の推奨量240㎍/日プラス栄養機能食品から400㎍が推奨量となります。

妊婦さんは基本の240㎍/日プラス240㎍が推奨量となります。

 

※厚生労働省では妊娠週数などによる推奨量の算出はしていません。

 

でも、過剰摂取には気を付けてくださいね。

20代女性は900㎍/日、

30歳以上の女性は1000㎍/日、

が上限となっています。

 

摂りすぎるとどうなるの?

 

葉酸過敏症を起こす可能性があります。症状として、発熱・蕁麻疹・かゆみ・呼吸障害があります。

最近では、オーストラリアで葉酸の過剰摂取で赤ちゃんの喘息の確立が高くなるという報告もあるようです。

 

最後に。アメリカのカリフォルニア大学の研究で、男性が葉酸を摂取すると精子の奇形や染色体異常が20~30%低くなることがわかりました。

妊娠をご希望、計画されている場合は、ご夫婦で葉酸を摂取されることをお勧めいたします。

ちなみに男性に必要な葉酸は1日に240㎍/日です。

 

長くなってしまいましたので、どんなものを食べたら良いかについては次回に書きたいと思います。

 

つづく。。。