医療安全への取り組み
当院ではみなさんへより安心・安全な医療をご提供できるよう、様々な取り組みを行っております。
このページでは当院の医療安全に対する取り組みについてご紹介いたします。
01医療安全対策室の設置
当院の理念に基づき「医療の質の向上」を組織横断的に行うため、医療安全対策室を設置しております。
医療安全対策室は患者様へ安全で最善の医療を提供できるよう尽力いたします。
02年に2回の医療安全研修会の実施
医療安全対策室が中心となり、年に2回全職員へ医療安全に関する研修会を実施しております。日々のアクシデントの予防だけでなく、災害時の医療安全、個人情報の保護など、患者様の安心・安全のための内容を総合的に包括した内容を実施しております。また、職員へ院外の医療安全研修会や学会への参加推奨も行っております。
03月2回以上の医療安全カンファレンスの開催
全ての部署が集まりアクシデントの予防案を考えています。アクシデントが起こってしまった場合は今後の対策を話し合い、同じアクシデントが起こらぬよう予防に努めます。
04医療安全マニュアルの作成と定期的な見直し
「院内安全管理指針」「院内感染対策指針」「災害時対応指針」「火災発生対応指針」を作成し、必要に応じて定期的な見直しと改定を行っております。
05ダブルチェックの実施
培養室では胚の移動をはじめ随所でダブルチェックを行っております。
胚を別のシャーレに移し替える時、受精時の卵子と精子、胚を凍結する時や融かす時、胚移植の際など、培養操作ほぼ全ての作業一つ一つに対しダブルチェックを行っております。
看護部では注射・採血内容や患者さんへの説明内容に関して、看護師間でダブルチェックを行っております。ご自宅へお持ち帰りいただく注射を患者さんへお渡しする際は、ダブルチェックを行った上でさらに行き違いを避けるため、患者さんへ内容が目に見える形でご説明の上お渡ししております。受付でお薬をお渡しする際も同様に目に見える形でご説明の上お渡ししております。
06ヒヤリハット記録書の集計・分析・フィードバック
アクシデントが起こる前に気が付いたものはヒヤリハット記録書として記録を残し、医療安全対策室や部署長が中心となり集計・分析を行ったうえで現場へフィードバックしています。
当院ではアクシデントの予防には個々人の努力や改善だけでなく、クリニック全体で安全なシステムを構築する事こそが、安全な医療のご提供の第一歩であると考えています。
不妊治療を受けるにあたり、医療の安全面でご不安を感じる方もいらっしゃるかと思いますが、当院としましてはできる限り患者様皆様のご不安を解決しながら治療を勧めたいと考えております。
医療の安全に関してなにかご不安な点がございましたら、ご来院時にスタッフにお声がけいただくか、お電話にてお問い合わせください。