うめだファティリティークリニック
培養士の山本です
凍結の現在行われている方法は
ほぼすべての施設が「超急速ガラス化凍結法」という
ごく少量の凍結液とともに一瞬で凍結保存する方法が採用されています
他には急速ガラス化凍結法や緩慢凍結法などがありますが
生存率が超急速に比べると低く
行われている臨床施設は少ないかと思います
その超急速ガラス化凍結法を行うための商品について
現在は多くの施設でKITAZATO社のvitrification kit(凍結液・融解液)と
クライオトップ(凍結容器)が採用されていますが
この商品が販売されてから15年以上は経っており
近年では他メーカーからも様々な後発商品が販売されています
どこの業界でも同じかもしれませんが
後発品は既出のものよりもいいものを販売しようと商品化します
もちろん当院もより良い商品を使用したいので
新商品は積極的に使用していきたいところですね