うめだファティリティークリニック

培養士の山本です

 

 

最近培養室へいただいたご質問2点のお答えを掲載したいと思います

 

 

1,培養士と直接お話しすることは可能でしょうか

 

申し訳ありません

当院では培養士面談などは行っておりませんので

培養士と直接お話しする機会はございません

 

お電話を頂けましたら

例えば採卵周期の胚の凍結状況や

その他一般的な培養に関するご質問にお答えしているほか

採卵周期の受精の結果に関してはこちらよりお電話を差し上げております

 

医師とは診察のご予約をお取りいただければ直接お話いただく事が可能です

 

培養士と直接お話しできない理由としまして

医師法という法律があり培養士が医師のように診療行為を行うことは許されておらず

学会からもそのような行為は慎むよう通達が来ております

培養士が患者様と直接お話しする行為全てが診療行為になるというわけではないのですが

当院におきましては誤解や行き違いを避けるためにも

培養士が患者様と直接お話しする場は設けてはおりません

 

 

2,ガイダンスに精子を3時間以内に持参するように書いてありますが

3時間超えてしまう場合はどうすればいいでしょうか

<ガイダンスはこちら→ p (umeda-fc.org)

 

このご質問に関して

まず最初にお伝えしておきたいこととしまして

3時間以内というのはあくまで目安ですので

精子の状態や保管状態によっては3時間よりも早いタイミングで

精子の運動率が低下する可能性はあります

 精液をご持参いただくのは採精してから早ければ早い方がいいです

 

精子ひいては妊娠・出産というゴールのためにも

出来るだけ早くご持参いただけるよう

心掛けていただければと思います

 

顕微授精に使用する精子に限り事前に凍結保存が可能です