うめだファティリティークリニック
培養士の山本です
培養士が使う機械の一つに「ガスアナライザー」というものがあります
インキュベーターは通常機械本体にガス濃度の表示がありますが
インキュベーターの表示自体が誤っている可能性もないとは言えません
ガスアナライザーは外部からガス濃度を直接計測する専用の機械です
これがないと培養ができない、というわけではありませんが
より精度の高い安全な培養を心掛けるのであればあった方がいいです
当院は設立当初からガスアナライザーを使用しております
今回昔から使用しているアナライザーが故障したので買い替えました
今回購入したのは
ASTEC社の「AGA-2021」
いままでASTECさんのアナライザーは大きく値段も他社製品に比べやや高価でしたが
2021年に出たこのモデルは小形化され価格も以前のモデルに比べると安価です
本体には強力な磁石がついているので
インキュベータに張り付けて使用できるのもうれしいですね
今のままでも一応使えるのですが
当院はより精度を高めるために標準ガスで校正を取ってから使用します(メーカー推奨)
校正用の標準ガスが届くまでは活躍は一旦お預けです