うめだファティリティークリニック
培養士の山本です
先日から地震の状況をお伝えしておりましたが
院内スタッフや業者さんからの情報により
他施設の被害状況もある程度見えてきたように思います
まず、今回大阪北部を中心とした地震ですが被害状況は施設により大きく異なり
水道管や貯水タンク破裂による水害
ガス漏れによる被害
この2点いずれかが起こった施設さんの被害は深刻だったようです
水道管やガス管は地面や壁の中なので日ごろ簡単に調べられるものでもないです
地震対策は難しいですがそれでも官公庁や業者さんへ状況の確認はしておいた方がいいのかもしれません
あとはどうにもならないことですが
高階層に設備があるかどうかも被害の差は大きかったようですし
地盤が固いかどうかで近距離でも意外と被害の差は大きいようです
(吹田市の大阪大学は一部の研究室HPに被害状況がアップされています)
機材の被害について
もっと地震が大きければインキュベーターが倒れたかもしれないと思っておりましたが
実際吹田市の施設(基礎研究)では同じタイプを同じ置き方をしていたものが倒れたようです
自重があるとはいえ研究台の上に「置いただけ」はダメなんですね
他施設の被害状況を踏まえ
今回の地震を「気持ちだけの教訓」で終わらぬよう
先日インキュベーターの業者さんに現場を見ていただき
新たな対策について話し合いました
思っていた以上にいろいろなものがあるようなので
検討しさらなる地震に備えようと思います