うめだファティリティークリニック
医療安全対策室兼培養室の山本です
当院が月に1回行っている体外受精説明会では
アンケートの記入をお願いしております
今日は16日土曜日に行われた説明会で
アンケートに書かれたご質問やご意見にお答えしようと思います
「培養室の中の写真や作業風景を見てみたかった」
説明会のスライドには載っていませんでしたが
培養室はこのような感じになっています
培養室もオペ室同様クリーンルームとなっており
培養士はここで胚培養・胚操作を行っております
培養士の作業風景ですが
胚は顕微鏡でしか見えないので
培養士の作業風景はほぼ顕微鏡を眺めている状態です
左の写真は一般的な胚操作(胚凍結や胚融解も同じです)
右の写真は顕微授精をしている時の写真です
「採卵するには何回来院すればいいか知りたい」
患者さん(卵巣の刺激方法)にもよりますが
生理が来て3日後から採卵日まではほぼ毎日ご来院が必要となります
どのような刺激法で進めていくかは医師との診察の中で決まります
当院は夜間の診察も行っておりますので
来院時やホームページでご確認ください
「ガイダンスに沿って説明してほしかった」
このご意見は以前にも寄せられたことがございます
ガイダンスに沿って進める話が過去なかったわけではないのですが
席や会場によっては手元が見えにくい場合があり
ガイダンスの内容はボリュームが多いので
スライドと連動させることが困難な箇所がある事から
ガイダンスは独立した説明書類となっております
現段階ではご期待に沿えず大変恐縮ではございますが
ガイダンスは事前にお読みいただいたり
説明会後に見返すことでご活用いただければと思います
「専門用語が多くてわかりづらかった」
こちらのご意見も今回に限らず一定数頂いております
当院としましても出来る限りわかりやすくご説明するよう心がけておりますが
体外受精はどうしても専門用語が多いお話ですので
1時間の説明会のみで全てをご理解いただくのはなかなか難しいかと思われます
ご不明な点がございましたら説明会最後に質疑応答の時間を設けております
説明会終了後に聞きたいことがある場合は医師の診察時にお聞きいただくか
培養士でよろしければお電話での対応も可能です