うめだファティリティークリニック
培養士の山本です
我々培養士は
間違いが起こってはいけないところで
培養士間でダブルチェックを行っています
その「間違いが起こってはいけないところ」が多いもので
胚融解時・胚凍結時
移植時・メディウムチェンジ・精子処理・精子凍結・精子融解
胚精子移送・胚凍結報告書・タイムラプス開始時
一般体外受精実施時・顕微授精実施時
胚融解後事務処理確認・胚廃棄時
ざっと思いついただけでダブルチェックのタイミングがこれだけあります
細かいところを挙げるともっとあるかと思います
ダブルチェックがないと先に進めませんので
場合によっては「ダブルチェック待ち」なんて事も起こりえます
それほどダブルチェックは大事なものであり
「ダブルチェックお願いします」と言われて駆け付けるのは
培養士にとって優先順位が高い仕事の1つものでもあります
採卵や移植でオペ室にお越しの方は
培養室の方から「ダブルチェックお願いします」と
培養士の声が聞こえてくるかもしれませんね