うめだファティリティークリニック
培養士の山本です
毎年この時期になると採精カップが非常に冷たい状態となって
培養室に届くことがあります
精液を当院採精ではなくご持参される場合は
精液を冷やさないようにご持参されますようお気を付けください
精液は低温にも高温にも弱いです
もし冷やされた場合は精子の動きが悪くなってしまい
一般体外受精法の予定だった方でも
顕微授精しか選択できなくなってしまう場合があります
ご参考までにですが過去の記事も掲載いたします
最近は採精カップごと小型魔法瓶に入れて持参すると
運動率の低下が抑えられるとの報告などもあります
あまりに精子が冷え切ってしまうと全て動かなくなってしまい
受精自体が出来なくなってしまうという最悪のケースも考えられます
ご持参の際は十分にお気をつけいただきますようお願いいたします