うめだファティリティークリニック
培養士の山本です
最近ネットニュースを見ておりますと
芸能人の方が「不妊治療しています」
「不妊治療で子供が出来ました」「卵子凍結しました」等の
不妊治療に関する話題が出てくる頻度が昔に比べて増えたような気がします
2022年からは不妊治療の保険診療が開始されたこともあって
より身近になった印象がありますね
(卵子凍結は保険適用外です)
今年の夏に日本産科婦人科学会から発表された
2021年に誕生した体外受精児は69797人
厚労省から発表された令和3年人口動態統計月報年計の概況によりますと
日本の出生時全体が811604人
全体の8.6%
11.6人に1人が体外受精児です
全体の出生時が減っている一方で
体外受精児は年々増加しているので
この割合は今後もしばらくは増えていく可能性があります
不妊治療がより一般的になればなるほど
社会の認知度や許容度も広がり
働く女性が治療を受けやすい環境が整うことも期待できます
今すでに「特別な事」ではなくなっている不妊治療が
今後もより受けやすくなるといいですね