現在、排卵誘発剤や黄体補充に必要なホルモン剤が供給不足となっています。
保険化によって使用量が増えたことが一因となっている事に加えて、
ヨーロッパから日本への流通網の変化、世界的なコロナ禍の混乱、
国際紛争など、様々な要因によるものと考えられます。
特に卵胞発育に必要なHMGに加えて、
排卵及び黄体ホルモン補充のために投与するHCG製剤が、入手困難となっています。
また、黄体ホルモン膣錠や内服薬も供給制限されています。
当院は現状入手可能な薬剤で最善の治療法をご提供、ご提案致します。
皆様には何卒ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
注射製剤に関しましては、従来よりコストの上昇が見込まれますので、
ご不明な点等ございましたら、スタッフへお尋ね下さい。
聖誕会うめだファティリティークリニック
山下能毅