うめだファティリティークリニック
培養士の山本です
先日
早いものでブログ開設から2年と書きましたが
2年、あっという間でした
それにしてもなぜ年を取ると時間が経つのが早く感じるのか
完全に余談ですが今日はその話についてです
培養室でも「あれからもう○年も経ったのか…」
「もう年末か…」
と、しばしば時間が経つのが早いという話が出てきます
その理由として
19世紀にポールジャネという哲学者が提唱した
「年齢に対する経過時間の割合が低くなると1年が早く感じる」
というジャネーの法則なるものがあります
なぜ「ジャネ」が考案したのに「ジャネー」の法則なのかが気になりますが
それはまぁわからないので置いとくとして
要するに
10歳の1年とは今まで生きてきた年数の10分の1の時間ですが
40歳の1年とは今まで生きてきた年数の40分の1の時間
生きてきた時間に対する割合が低くなるから体感時間として短く感じる
と言うものです
1年という時間は誰にとっても1年の長さであり
人にもよるのではないかとも思いますが
これは心理学の、あくまで体感時間の話なので
「体感でそう感じやすいんだよ」くらいのニュアンスで聞くと
なんとなくそうなのかなとも思います
ジャネーの法則ではさらに
20歳から80歳くらいまでの期間は
0歳から20歳までの体感時間と同じとしています
ジャネは恐ろしいことを言いますね
知り合いにいたら距離を置きたいタイプです
他にも
年を取るにつれて新鮮な経験が少なくなるため
早く感じるというともいわれています
個人的には
過ぎた時間を漠然と思い返すから
あっという間に過ぎたように感じるのではないかとも思います
もう少し個々の出来事をしっかり思い返せば
同じ過ぎた時間でももう少し長かったと感じられるかもしれませんね
2019年もあと4か月で終わります
1年って本当に早いものですね