うめだファティリティークリニック

医療安全対策室の山本です

 

今回の生殖医学会の演題の中には

BCP(事業継続計画)について触れられた演題もあったようです

 

 BCPの内容についてはリンク先を確認していただくとして

一般企業においてよく話題に挙がるBCPが

不妊業界ひいては医療業界にも波及しているようで

防災に携わるものとしてはうれしく思います

 

もともと

医療施設は科にもよりますが

非常用電源などの緊急用の設備は事前に整っている事がほとんどです

しかし

医療施設によっては災害時それがうまく機能せず

トラブルとなる事もしばしばあるようです

 

大切なのは日々災害に対しての危機感を持ち

災害を想定した設備導入やその後のメンテナンスです

 

当院のような入院施設ではない医療機関では

どうしても意識が薄くなりがちですが

災害が度々起こる昨今の状況を踏まえ

万全の態勢を維持しなければなりません

 

今年、当院では年末の夜間に試験停電を行い

停電時にインキュベーターが作動するかも含め

停電時の機能を確認する予定です