うめだファティリティークリニック
培養士の山本です
この度、顕微授精用の倒立顕微鏡を買い換える事が決定となりました(*‘ω‘ *)
倒立顕微鏡は培養室の精密機器の中でも高価な部類に入るものなので
付属機器も含め入念な検討の末決定されました
購入機種は現行機種のIX73です
光源は最新の2型LED
通常の物に比べて明るいタイプのものを採用しました
レボルバー操作はセミオート
紡錘体可視化装置も装備し
レーザーアシステッドハッチングOCTAXも従来のIX70から移設します
今回の顕微鏡導入はメーカーも含めると4社の業者さんが関わっているので
なかなか大掛かりです
さてここからは余談ですが
IX83はオーバースペックと判断し見送りました
基礎の方面の方では導入施設があるかもしれませんが
臨床の場で入れている所は稀かもしれませんね
マイクロマニピュレーターの最新機種TAKANOMEは
欲しいのは欲しいですが
今回は最新型の光源と紡錘体可視化装置を付けたので見送りました
これ以上はちょっと贅沢かな…と
除震台も検討しましたが
あれは好き嫌いが別れるような気がします
当院のラボではあまり評判が良くなかったので見送りました
私もあのグワングワンする感じはちょっと苦手です
オリンパスの倒立顕微鏡の型は
IX70→IX71→IX73
と型番が進んでいます
なぜIX72がないのか?
オリンパスさんに聞いてみたところ
過去偶数の型番で売れない商品があって
ゲン担ぎで72番は飛ばしたそうな
へー(‘Д’)
実体顕微鏡のSZXシリーズは10や12や16など偶数の型番がありますが
あの偶数はどうなのか、と聞くと
あれは顕微鏡の倍率を表しているそうなので由来がまた違うそうです
フーン(´・ω・)