うめだファティリティークリニック

培養士の山本です

 

 

胚培養士の検索予測ワード

「胚培養士 向いてる人」と言うものがあったので

私見を述べてみたいと思います

 

 

個人的には

「胚培養士になりたい」という熱意がある人は

みんな向いている人だと言えると思います

生まれもった才能がないとできない仕事ではないので

しっかり勉強してしっかり練習すれば

ほとんどの人ができるようになると思います

 

 

中には「器用な人が向いている」といわれる培養士さんもいらっしゃるかもしれませんが

「器用さ」というのはなかなか数値化できないものなので

自称不器用な人が意外と早く習得出来たり

その逆もあり得ることと思います

今までどれだけ手先が器用であっても

胚操作のプレッシャーで手が震えてしまうなどの別の問題が発生した場合は

やはり技術習得には時間がかかります

 

 

 

 

手先の器用さやミスをなくす事は

練習や意識改革である程度解決できます

例えば不器用な人でも人の2倍3倍練習すれば

器用な人同様に胚操作ができるようになるはずです

 

 

もしそこまで頑張れないようであれば

それは「向いていない」というよりも

結果として「そこまでして培養士になりたくなかった」

「そこまでして続けたくはなかった」というのが適切かと思います

(本人の努力で改善できない疾患を抱えている場合などを除きます)

 

 

 

私も培養士になった当時は「向いていない」と言われたものですが

あれからそれなりに年数が経ったので

そのような事を言われることも今はなくなりました

 向いているかどうかは実際に数年働いてみないとわからないものであり

続ければ続けるほどその言葉の意味はなくなってくるように思います