うめだファティリティークリニック

培養士の山本です

 

 

以前「培養士」で検索してみて

その予測変換について独断と偏見で解説する記事を書きました

今回2年ぶり第2回となります

2年前のを見返すと我ながらなかなか堅実なコメントをしていますね

 

今回は検索ワードを変えて「胚培養士」にします

図1

 

「胚培養士 求人」

真っ先にこの手のワードが出てくるのは変わりませんね

胚培養士の求人自体は探せばそれなりに出てくるとは思います

クリニックのHP、求人専門サイト、学会のHPなどなど

しかし

培養士が勤務できる不妊治療施設の数自体がそもそも少ないので

家から通える範囲などで限定して探すと

自ずと選択肢は限られるかもしれません

 

 

「胚培養士 年収」

お金があれば幸せとは限らないですが

お金がなくては生活もままならないという…困った話です

貧すれば鈍するとも言いますしね

さて

私は胚培養士が特別給料のいい職業とは思わないので

お金目当であればこの仕事はお勧めはしませんが

給料はクリニックや経験・技術・役職によってピンキリです

 

何十年も経験があり日々キャリアアップに努めて

大手クリニックの責任者にまで上り詰めれば

業界内でもトップクラスの年収が得られると思います

中には年収1000万円以上の方もいらっしゃるでしょう

しかし

相応の報酬を得るにはそれに見合った労力と結果が必要であり

それに見合った責任を負う事にもなります

それはどの業界も同じではないでしょうか

 

 

「胚培養士 資格」「胚培養士 大学」

この検索は以前にもありました

調べる人が多いんですね

医師や看護師と違い国家資格ではないので

「日本卵子学会」と「日本臨床エンブリオロジスト学会」を検索すれば資格情報が載っています

胚培養士は生物系の学部を卒業している人が多いです

培養士関連のことが学べる大学などは数はかなり少ないですがなくはないです

しかし卒業したら上記の学会認定資格が取れるというものではありません

培養士の資格には実地経験が必要です

 

 

「胚培養士 未経験可 募集」

面白いのが来ましたね

未経験者可能で募集をかけているという事は

教育体制がある程度構築されているクリニックと推察できるので

環境がマッチすればしっかりと技術を向上させる事ができるでしょう

しかし未経験で入職するからには

上記の「胚培養士 年収」に絡めて言えば

あまりわがままは言えないかもしれませんね

これもどこの仕事も同じかもしれません

 

 

「胚培養士 将来性」

この内容は過去にも書きましたが

一言で言えばどの仕事でも将来性は未知数です

コロナのような突発的な外的要因を排除して考えるならば

変化と言うものはある日突然急激なものがやってくるのではなく

「兆し」があるものと思います

いち早くそれを察知するようアンテナを張っていることと

察知した時に素早く動く準備をしていれば

将来は開けるかと思います

(個人的意見です)

将来性に関しては永遠のテーマともいえるので改めて書きたいですね

 

 

「胚培養士 転職」

検索したら求人サイトが出てきました

胚培養士も人間です、転職したいときもあるでしょう

「求人」でも同じ結果ですね

 

 

「胚培養士 離職率」

女性が多い職業なので

どうしても結婚や出産で退職される方は多いと思います

しかしそれを除けば…どうでしょうか

当院はほとんど人の入れ替わりが無いので実感がないのですが

胚を操作するプレッシャーに耐えられない人や

一日中培養室にいる閉塞感やそれに伴う人間関係が原因で…と言う事は考えられるかもしれません

向き不向きはあるにしても上記の要因は他の業界でも多かれ少なかれありそうですね

 

 

「胚培養士 試験」

10年前の記憶ですが

難しかったと記憶しています

悔いの残らないようしっかり勉強して臨むことをお勧めします

上記の2種類の資格取得の際は試験に合格する必要があります

 

 

「胚培養士 看護師」

このワードは実際に検索してしまいました

胚培養士が看護師を目指している人がいたり逆に胚培養士を目指したり

兼任する話であったり

色々ですね

 

 

続きます…