大阪市の不妊治療専門のうめだファティリティークリニック。「一部不妊治療」「人工授精」「体外受精」「顕微授精」「精子の凍結保存」「卵子凍結」迄に至る不妊医療情報をご紹介致します。
新しい命をあなたと共に

男性不妊外来

男性不妊外来について

当クリニックでは、男性側に原因のある不妊症の治療に積極的に取り組んでいます。

大阪大学医学部付属病院 泌尿器科や健保連 大阪中央病院 泌尿器科、医療法人 恒昭会 藍野病院 泌尿器科などの専門医と連携して治療に取り組んでおり、良好な治療結果を残しています。やはり、男性不妊は専門医による診療が必要と考えており、木曜日夜診帯に専門医による男性不妊外来を開設しています。どうぞご利用下さい。

男性不妊症の原因には、精巣(睾丸)で精子を造る機能に障害がある造精機能障害や精神的な問題により起こる勃起障害、あるいは本来射精されるべき精液が膀胱へ逆流してしまうような射精障害(逆行性射精)などの性機能性障害や精子の通路が塞がっている閉塞性無精子症のような精路通過障害などがあります。男性不妊外来の目的は、まずこれらの原因を究明してその原因に応じた治療を専門的に行うことを目的としています。男性の方にとっては、羞恥心によって受診すること自体が敬遠されがちです。そこで、当クリニックでは男性不妊外来を女性外来とは別のフロアにし、男性専用の待合室を設置して診察を行っています。
原因によっては、ごく簡単な投薬だけで改善される場合もありますので、是非専門医の診察を受けられることをお勧めいたします。
女性側だけでなく、男性側も適切な診察を受けて頂ければ、不妊症の原因究明が早期に行えて、適切な治療法を選択できることが可能となります。

どのような方が受診する必要があるのでしょうか?

結婚から2年以上経過しても妊娠が成立しない場合、1度受診されることをお勧めします。
また、以下のような症状のある方は、早くに受診させることをお勧めします。

  • 精巣(睾丸)に水が溜まったことがある。
  • 精巣(睾丸)を強く打撲して腫れたことがある。
  • 精巣(睾丸)を降ろす手術を受けたことがある。
  • 尿道炎、前立腺炎、副睾丸炎に罹ったことがある。
  • そけいヘルニア(脱腸)の手術を受けたことがある。

男性不妊外来の診察日

以下の時間帯に診察を行っています。

診療時間
午後13:00~
15:30

(第3・4)
13:30~
15:30
午後 [夜診]17:30~
19:30

18:00~
19:30
  • 診察日・担当医は毎月異なりますのでホームページのお知らせ・更新情報、診療スケジュールの欄でご確認下さい。
  • 完全予約となりますので、下記のweb予約をご利用いただくか、クリニックへご連絡を下さるようにお願い致します。また、男性不妊外来の受診前に精液検査を受けておいていただくと、当日の診療がスムーズになります。
  • 精液検査は、基本的に平日の日中のみの完全予約となりますので、事前の検査が難しい場合は診療当日に検査することも可能です。
  • 事前の検査をご希望の方は、クリニックへお電話を下さるようにお願い致します。

!精液検査を希望される方は、事前・当日に関わらず感染症の採血が必要となります。

採血の結果が出るまでに2週間ほどかかりますので、ご予約された日の2週間前までに採血を受けに来院して下さい。

大阪大学大学院医学系研究科 泌尿器科准教 宮川 康先生

畷生会脳神経外科病院 泌尿器科部長 増田 裕先生

宮川康先生は、1990年に大阪大学医学部医学科を卒業し、1992年より米国国立衛生研究所(メリーランド州)にて生殖内分泌に関する分子生物学的研究に従事、1996年には国立大阪病院(現大阪医療センター)にて腹腔鏡下精索静脈瘤手術などの豊富な臨床経験を持っております。
また、大阪大学微生物病研究所にて精子形成遺伝子に関する研究や、大阪大学医学部附属病院にて准教授として顕微鏡下精巣内精子採取術など多くの最先端不妊治療に携わっており、日本の男性不妊治療のリーダー的存在です。

増田裕先生は、2001年から大阪医科大学不妊グループのリーダーとなり、2009年より非閉塞性無精子症の人を対象にmicro-TESE(マイクロテセ)」(顕微鏡下精巣内精子採取術)手術も行っています 。2005年より藍野病院泌尿器科部長、2012年に生殖医療専門医を取得しており、日本で45人しかいない、生殖医療専門医と泌尿器科専門医の両方を持つ男性不妊治療のエキスパートです。

不妊カップルの半分は、男性にも原因があります。その原因には、勃起障害・射精障害などさまざまなものがあり、治療も多岐にわたりますが、藍野病院泌尿器科では、男性不妊の患者を積極的に治療しています。性機能障害に関しては、本人でも自覚でききますが、造精機能障害は、精液検査を受けなければわかりません。生殖医療は飛躍的に進歩しています。早いうちに精液検査を受ければ治療が可能になるかもしれません。非閉塞性無精子症の人を対象に【micro-TESE(マイクロテセ)】(顕微鏡下精巣内精子採取術)手術をおこない、クラインフェルター症候群の患者さんからも精子の採取を可能とし、挙児可能となりました。当院とも連携して治療を進めていきます。

男性不妊外来 問診票は、こちらからダウンロードできます。

下記問診票をダウンロードの上、印刷後、必要事項をご記入していただきご来院の際に受付にご提出ください。

問診票イメージ
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