大阪市の不妊治療専門のうめだファティリティークリニック。「一部不妊治療」「人工授精」「体外受精」「顕微授精」「精子の凍結保存」「卵子凍結」迄に至る不妊医療情報をご紹介致します。
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精子の凍結保存について

精子の凍結保存について

近年、悪性腫瘍や白血病に対する治療方法(抗がん剤、放射線、移植など)の進歩に伴って、その治癒率は向上しつつありますが、その反面治療に関連する障害の克服が重要な課題となっています。

そのひとつに、がん療法後の造精機能障害(精子を造る機能が低下すること)があります。造精機能障害が起こると将来不妊症となる可能性があります。このような場合には、治療開始前に精子の凍結保存を行うことが唯一の対策とされています。そこで、当クリニックではがん療法をこれから受けられる方々を対象に精子の保存を行っています。そうすることによって、将来その凍結保存精子を用いてお子様に恵まれることが可能となります。

対象となる患者様

がん・白血病などの悪性腫瘍に対する治療(化学療法、放射線療法、骨髄移植、手術など)を受ける予定があり、精子の凍結保存をご本人がご希望され、ご家族の方が同意して頂ける精液を採取可能な男性の方。

精液の凍結保存をご希望される場合

事前にクリニックにお電話を頂き、精子凍結の日時をご予約下さい。また、ご来院の際には、健康保険証・紹介状・印鑑(シャチハタ不可)をお持ち頂きますようお願い致します。
当日は、診察受付後、先に精子を採取して頂き、精子の状態を精液検査にて確認させて頂きます。その後、診察して医師より結果をお話し、凍結保存の詳細についてご相談させて頂きます。書類関係、手続き等は受付にて行っております。
精液の状態によっては、凍結保存が出来ない場合もありますので、予めご了承下さい。

精液の保存方法と費用について

  • 精液は、当クリニックの保存用タンク内で保存いたします。
  • 保存料は、1回のみ保存される場合は、22,000円(税込)2回目からは、各回11,000円(税込)必要になります。
  • 当日の精液の状態により、複数本に分割して凍結保存が可能な場合とそうでない場合があります。
    また、別途1年間の保存維持管理費用として、35,000円(税込)が必要です。
  • 保存期間は凍結日から1年間で、1年毎に更新されるかどうかを郵送にて確認させて頂きます。
    (更新手続きを円滑に行う為に、ご住所・お電話番号の変更がある場合には、必ずクリニックまでご連絡をお願い致します。)
  • 更新される場合は、更新手続き(保存維持管理費用)として35,000円(税込)必要となります。

詳細につきましては、クリニックにお尋ね下さい。

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