2018年6月に着床前診断(PGD)の実施施設として日本産科婦人科学会に認可されました。
着床前診断とは?
体外受精で受精させた胚の染色体や遺伝子の検査を行い、染色体の数や構造が正常な胚を選択する検査です。着床前診断は、出生前診断とは違い妊娠する前に行います。
着床前診断の対象は下記のとおりです
- 1.染色体の構造変化を原因とした流産を繰り返す反復流産。
- 2.重篤な遺伝性疾患の体質を持つ児を出産する可能性がある。
※重篤な遺伝性疾患とは・・・生命予後が不良で成人に達する以前に日常生活を強く損なう症状が発生したり、生存が危ぶまれたりする疾患のことを指します。
具体的には、筋緊張性ジストロフィー、副腎白質ジストロフィーやデュシェンヌ型筋ジストロフィーなどが含まれます。
着床前診断について、詳しくはJAPCOのホームページをご参照ください
着床前診断を希望される方は、山下・宮崎・稲葉の外来をご予約ください。